ririribbon's blog

アートとかサブカルとかオカルト好きな23歳SEが一切現実世界に関係ないことを書いていく。note始めました。https://note.mu/ririxxx

2014-01-01から1年間の記事一覧

スパンアートギャラリー「みずうみ〜少女と毒薬〜」

前回「不可思議な遊戯」を観覧に行ったスパンアートギャラリーに、再度赴きました。私が愛して止まない『ピピ嬢の冒険』の画家、古川沙織様より案内のハガキを頂いたことがきっかけです。以前、みうらじろうギャラリーで催された「少女地獄」展で記帳した際…

夢―こんな夢を見た

初台にある、画廊 珈琲 Zaroffの「夢ーこんな夢を見た」展を見た。京王新線初台駅から徒歩5分程度、駅前通りから外れて歩く。初台に来るのは初めてかもしれない。思ったよりも過ごしやすい土地だ。暫く住宅街を歩き、何軒か小ぢんまりとした店を過ぎる。二…

異界と身体性—マルク・シャガールによせて—

宇都宮美術館でシャガール展が催されているらしい。 運良く今週末帰省出来たら見に行く所存ではある。 いつも自分主催で何かを観に行く時は、予習をしてしまう癖がある。 しかも、事実とか歴史とかそういった唯一無二の知識を仕入れることはせず、 変なとこ…

探し物(1)

ビッグウェーブに飛び乗って、アンディ・ウォーホル展に行ってみた。 猫も杓子もという言葉を体現したように、本当にただ来たよ!という人が他にも多数いらっしゃって、行列をなしていた。同じ会社の人までいて、心底驚いた。 そこで、気を留めたのは、晩年…

少女の臓物(2)

(続き) これは清水さんの作品全体に言えることかと思うのですが、可愛らしいというよりは、神々しいんです。内臓をひたすら神聖な空気を纏って曝け出す少女。酷く歪なようですが、どこまでも「聖なるもの」として現前している。それは、マカロンのような色彩…

少女の臓物(1)

今日は人形作家清水真理さんのヴァニラ画廊での個展に足を運びました。『ポップ・シュルレアリズム宣言』というタイトルを掲げた個展です。シュルレアリズムとか不勉強なことには言及しません。はい。 一番気に入ったのは、「メメント・モリ」という作品なん…